桐朋学園近くの仙川カフェ、仙川バー【レキュム・デ・ジュール】
濃厚なネルドリップの珈琲と美味しい洋酒をどうぞ。。
珈琲、紅茶、自家製スイーツ、ウィスキー、カクテル、JAZZ‥フランスのカフェのように大事な時間を過ごせますよう。
このお知らせなのか、雑文なのかわかりませんが第7回をお迎えしました。
なかなか店内で長々とお話しする機会はありませんので
しばらくこの形で、ぽつぽつ書いていこうかと思います。
気が向いた方は、引き続きおつきあいください。
さて、紙と鉛筆、とてもトラディショナルな文房具ですが
実際に普段使う方は少ないのではないでしょうか?
まず、今は携帯があります。かさばりませんしコピペも用意です。
画像や音声とリンクさせたり、発信も手軽で本当に便利です。
対して紙は、破れますし、よくなくします。
鉛筆は丸くなったり、折れたり、最後まで使い切るのも大変です。
傍にある道具の便利さよりも、裏にある不便さを強く感じる人は、
実は多いのではないでしょうか?
しかしながら、これはごく個人的な感想ですが、
見慣れた文房具に触れながら考え事をしていると、
妙に落ちついて、頭の中がまとまってくるところがあります。
紙の手触り、文字を刻む小さな音、鉛筆を削るときの木と鉛の匂い…
文房具が発する気配は、いつもどこか温かく、心地よく五感を刺激して、
想像の背中を押してくれているような感覚になります。
喫茶室・日々の泡では(本館もそうですが…)
wi-fiや電源などの環境は全く整っていません。
おそらく今後も整えないであろうかわりといってはなんですが、
本館は、本を読むことが身近で楽しくなりますようにと、
オリジナルのブックカバーを置いてますし、
分館は頭の中が拡がってまとまりますようにと、
いくつかの文房具を用意しました。
机上にある文房具、壁にかけてあるメモ紙、
すべて自由に使っていただいてかまいません。
本を読むとき、創作するとき、物思いするとき…
何か助けになればなと思います。
それにしても、
現実と非現実の立場が年々逆転していってる感じがしますね。
まるで、小説『日々の泡』のほうが現実味があるような…
変な感じです。
もし、今ボリス・ヴィアンが生きていたら、どんな小説を書いたのでしょうね。
ではでは、本日はこのあたりで。。
もう年末です。何かと追われるので確約できませんが、
こちら年内もう一度、更新できるよう努めたいです。
次回は…
『優しくって、少し罪。』、もしくは、『喫茶店と灯台。』
というお話の予定。
【第七回】
紙と鉛筆と、頭の中。