桐朋学園近くの仙川カフェ、仙川バー【レキュム・デ・ジュール】

濃厚なネルドリップの珈琲と美味しい洋酒をどうぞ。。

珈琲、紅茶、自家製スイーツ、ウィスキー、カクテル、JAZZ‥フランスのカフェのように大事な時間を過ごせますよう。

【年始のお知らせ】
年始は
1/6(水)より営業いたします。
よろしくお願いいたします。

皆さまへ

2020年、今日は大晦日です。

毎年のことでいえば、
年の終わりにたどり着いた安堵やら、しみじみと湧き上がる充実感、
疲れと心地よさが入り混じった、
この日ならではの幸せな気持ちで溢れているのですけど、
今年は、ちょっと複雑です。

皆さまも深く実感されている通り、
世界を包み込む、出口の見いだせない暗雲に
大きな変化の一年となりました。

前を向いて進もうとするほど、何かがまとわりつくように制限される。
目の前の壁は刻々と形を変えて、せっかく差し込んだ光も遮ってきます。

当店今年で14年目を迎えましたが、
このような常に足枷を感じながら、煮えきらない思いをもって終える
一年ははじめてでした。

2011年、
日本中を揺らしたあの出来事が起きたとき
本当に大変な変化の時代になったと感じました。
そして今再び、もしかしたら今まで誰も体験しなかった出来事に
かけがえのない日常が大きく揺れています。

喫茶店がどう在るべきか、本当に考えさせられた一年でした。
日常のなかで本当に必要なのか、
安心できる場とは果たしてなんなのか…
正直、答えははっきりでません。

ただもがきながら一年を終えたなかで
手元に残ったものを振り返ると、
私自身本当に多くのものに支えられていたなと気づかされます。

まず、お客さまたち。
制約、不自由、不安のある中、
この場で過ごす意味を見出していただいたこと。
本当に感謝以外ありません。
お手紙もたくさんいただきましたが、
その信頼を糧に日々営むことが出来ました。
ありがとうございます。
そして、
この難しいご時世の中、今年一年働ききってくれた若いスタッフ。
その献身に、志に、何より目まぐるしい成長に、
たくさんの進む力をもらいました。
何より未来をもらいました。
あなたたちはお店の誇りです。

触れてくる仄暗き足枷を、
少しでも断ち切ってくれたのは
間違いなく、
温かく触れてくれる人の力でした。

今年は新しくはじめたnoteの喫茶学の方も中途半端なままです。
やり残した宿題もこれからのご時世もはっきりしないことばかりですが、
こうして手元にある今年の実りを糧に、
2021年、
これからの喫茶店をしっかり見据え、
ご時世の足枷に抗いながら、
本館、そして分館も、温かな日常を支えるひとつの場として
守れるよう、進めるよう、灯りを灯すように
営んでいければなと思います。

毎度長い文章になりましたが…
本年も、お茶に、お酒に、お食事に…
ご利用いただきまして、ありがとうございました。
どうぞ、穏やかで心豊かな新年をお迎えくださいませ。
またのご来店を心よりお待ちしております。

【本館】レキュム・デ・ジュール
【分館】喫茶室・日々の泡 より

※2021年も自家製粒あんの、明けまして珈琲ぜんざい、やります。
1/6〜1/11まで6日間です。
今年も運試し的な何か、考えています。
くすりと楽しんで貰えれば。

※毎年ですが、1月の更新は遅れて20日前後となります。
よろしくお願いいたします。
喫茶店の紹介
夜【19:00〜24:00】の紹介

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地図
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カフェ&バー
レキュム・デ・ジュール


【京王線・仙川駅より徒歩5分】
10:00〜24:00
月曜休(祝日の場合、火曜休)

東京都調布市仙川町1-15-4
水清ビル2階200号室
03-5313-4078
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